こんにちは!ヨウコママです。
コロナウイルス感染防止のため2020年5月6日まで出された緊急事態宣言。
国からの発表が出ないまま期限が近づくにつれ、各県や市町村では独自に延期を決めるところも増えてきています。
そんな中、宮城県知事が発言した「学校の9月入学制」が話題になり賛否の声が聞かれます。
そこで今回「【9月新学期】誕生日の区切りは?デメリットや受験・就職への影響と世間の声も!」と題しまして、9月新学期になった場合のあれこれを見て行きたいと思います。
ではさっそく本題に入って行きましょう!
Contents
宮城県知事は、休校が続く学校の再開時期について「9月にずらすのも大きな方法」という発言から、9月を新学期にする案が浮上し、検討されています。
日本では現在、誕生日が4月2日〜翌年4月1日生まれの子が同じ学年になっていますよね。
9月始まりになると4月~8月が誕生日の人はどうなるのか、気になるところですが、2020年4月29日現時点では、誕生日の区切りについては触れられていません。
今検討されてるのが、新学年が始まる時期だけ変えて年度の概念は変えない…っということなのか、学齢による区切りもつけるのか・・。
そこもはっきりしていませんので、なんとも言えないところです。
そこで、海外ではどのように区切られているのか調査したところ、9月スタートのアメリカでは、『9月1日生まれから翌8月31日生まれまで』で、学年の境目が誕生日の子(今の日本でいう3月末から4月頭うまれ)は相談の上、所属学年を選べるそうです。
もし、9月が新学期になった場合、いずれは学年の区切りも変わって来ると思います。
その際はやはり新学期に合わせた学年の区切りがされるのが自然かもしれませんね。
ちなみに、主な諸外国の新学期スタート時期は以下になります。
1月:シンガポール
3月:韓国
4月:日本・パナマ
5月:タイ
9月:アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ベルギー、ロシア、トルコ、中国、モンゴル、スペイン
国際化を進めるために、新学期開始を欧米諸国に合わせることについては、コロナ以前から検討されていたことのようです。
確かに、主要国の多くは9月スタートですから、海外留学や就職する場合など時期に違いが出てしまいますから、9月スタートになればスムーズに移行できそうです。
とは言え、もちろんデメリットも考えられます。
・卒業と就職のタイミングが合わない
・受験の時期が変わる
・就職活動、就職の時期が変わる
・教育現場が混乱する
9月新学期になった場合、卒業式が8月になり、新卒生が就職するのも9月からということになります。
4月新卒入社も変更しないと、卒業と就職のタイミングが合わなくなってしまいますね。
もし、会社が年度開始4月のまま8月卒業式9月スタートの場合、年度の途中で新入社員が入社するということになります。
個人的にはそれもありかな?と思いますが、新卒の恩恵とも言える”社会人に会社が育ててくれる”というメリットは少なくなってしまいそうだなと思います。
また、中学、高校、大学をはじめ、国家資格試験の時期なども新学期に合わせて組まれているので、9月スタートに変わった場合は試験時期の変更はあると思います。
その場合は、おそらく6〜7月あたりがセンター試験、入試試験になりそうですよね。
センター試験など寒くて風邪やインフルエンザが流行する時期から変更になるのは良い気がしますが、真夏の暑い時期に試験の可能性が高まるので、それはそれで大変そうです。
日本の4月新学期制度は大正時代からだそうですから、100年以上続いています。
そう考えると、この9月に新学期スタートは教育現場はもちろん混乱がありそうですし、私たちも慣れるのに時間がかかりそうですよね。
卒業といえば春、新学期にはサクラサクー♪そんな定番が変わってしまうわけですから、、
とはいえ、もし9月新学期に変えるのであれば今、このタイミングがベストかもしれないですね。
今回の9月新学期スタート案に関する世間の賛否の声をご紹介します。
考え方は人それぞれ違いありますが、賛成派の人も反対派の人も、色々考え、出された意見だということを感じました。
どちらがいい、悪いはいえません。物事はメリットデメリットが表裏一体ですよね。
今後どのような流れになっても、1人でも多くの人が安心で楽しい毎日を1日も早く取り戻せればいいなと願うばかりです。
今回「【9月新学期】誕生日の区切りは?デメリットや受験・就職への影響と世間の声も!」と題しまして、9月新学期になった場合のあれこれを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
9月新学期はメリットもデメリットもあり、賛否の声も多く聞かれました。
今後、どのように変化していくか分かりませんが、子供達のためにも、政治家の方には議論を重ねより良い未来に1日も早くつなげていただきたいと思いました。
そして1人でも多くの人が安心して楽しい毎日を1日も早く過ごせるようになるといいなと思います。
では今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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